飛火野 [奈良公園周辺のスポット]
浅茅ヶ原から道路をはさんで山側に、広大な芝生の「広場」が広がってます。
春日大社の参道の南側にあたるエリア。
東側に連なる春日山などが見わたせて気持ちのいいところ。シカもよく芝生を食べてます。
昔は、よくノロシを上げたところだそうです。見晴らしがいいからでしょうね。
はるか万葉の昔から、貴族たちが花見をしたり、若菜を摘んだり、遊んだりしたところだとか。
1,000年以上前から、今と同じところで、同じようなことをしてたんですね。
こういうところが、奈良の魅力です。
片岡梅林 [奈良公園周辺のスポット]
春日大社参道の南側に広がる浅茅ヶ原の一角に、梅の木が集まったところがあります。
その名も「片岡梅林」。
そんなに本数はない感じですけど、桜に比べて梅の名所が少ない奈良では、貴重な存在では。
梅は桜に比べて、迫力やインパクトに欠けますけど、
控えめに咲く感じが、春が待ち遠しい時期にはむしろ向いてるかもしれませんね。
平安時代に「花」というだけで桜を指すようになる前は、梅のことを指していたとか。
そういう意味でも、奈良にとって特に大事な花ですね。
浮見堂 [奈良公園周辺の建物]
鷺池のまん中に浮かぶ優雅なあずまや。
奈良公園を代表する、絵になる景色のひとつです。
四季それぞれに鷺池を彩る桜や紅葉をバックに、水面に映る浮見堂を眺めるのがベスト。
岸から浮見堂までは、これまた優雅な木の橋がかかっていて、自由に入れます。
浮見堂から鷺池の景色を眺めるのも、これはこれで満足感ありますね。
いい眺めが楽しめるスポットながら、人はそんなに多くない、というのが好きですね。
おすすめです。