ささやきの道 [春日大社のスポット]
春日大社の二の鳥居あたりから南側に伸びてる散策路。
入口はひっじょーに分かりにくいです。道しるべや地図、あとカンを頼りにたどり着いてください。
両側はうっそうとした原生林。道の両側にはアセビがワサワサ茂ってます。
アセビは毒があってシカが食べないんで、奈良公園にはいっぱいありますけど、ここは特に多いです。
正式には「下の禰宜道(しものねぎみち)」。春日大社の神職「禰宜」の通勤路だったところ。
「奈良公園きってのデートコース」とか言われたりしますけど、デートしてるの見たことないです。
本宮神社遥拝所 [春日大社のスポット]
春日大社「メインパート」の南門から若宮神社のほうに行く途中、
ズラッと並んだ石燈籠の「切れ目」に鳥居があります。
でも、その向こうに建物がありそうな感じもなし。ちょっとフシギな光景です。
春日大社うしろの御蓋山(みかさやま=春日山)は、神様が住む神聖な山で、
頂上には本宮神社というのがあるそうです。それを拝むための鳥居みたいですね。
ある意味いちばん重要なスポットで、神様の「気」が集まるパワースポットといったところですけど、
ほとんどの人は素通りしてるでしょうね。左見なきゃ気づかないし。
春日大社の釣灯籠 [春日大社のスポット]
春日大社の「メインエリア」をぐるっと取り囲む回廊にぶら下がっている、有名な灯籠。
朱色とマッチして、なんとも雅やかな眺めですね。
昼間見ても十分いいフンイキだけど、年に2回、2月と8月に「万燈籠」というイベントがあって、
暗くなったころ全部に灯がともります。それはそれは幻想的。
それ以外の日でも、拝観料を払って奥へ行くと、「藤浪之屋」という一角で灯が入ってるのを見られます。